屋根の雨漏り修理は保険が使える可能性がある

屋根や壁から雨漏りがしていたら、至急修理を行いましょう。天井から雨がぽたぽた落ちてくることだけが雨漏りではありません。壁にシミができていたり、一部がふくらんでいたり、やたら部屋が結露するようになったりしたら、屋根や壁の浮きや傷などから雨が侵入し、じわじわと時間をかけて中にたまってる可能性があります。木材が湿ると、腐ったりシロアリを招いたりしますので、家屋に大変な被害を及ぼします。

放置せずに一刻も早く雨漏り修理をすることが大切です。とはいえ、雨漏り修理はお金がかかります。それが理由でなかなか修理ができない人もいるかもしれません。しかし、もし、加入している火災保険にひょう災や風災補償がついていれば、保険で直せる可能性があります。

この補償は、ひょうや一定レベル以上の突風で屋根や壁がダメージを受けた場合に、その損害額を賠償するというものです。つまり、雨漏りの原因となる屋根や壁の傷や痛みが、風やひょうによるダメージであると証明できれば、補償を受けることができるのです。ただし、修理費用が20万円未満の場合は補償対象外になることが多いです。とはいえ、ほとんどの屋根修理は、応急処置的な修繕を除けば20万円未満になることはあまりありません。

これは雨漏り修理を対象とするものではなく、風やひょうで受けた損害を対象として補償するといものです。そのため、経年劣化による自然な痛みが原因の場合は補償を受けることはできませんので注意が必要です。